日本語教師の国家資格化はいつから?その影響を考察

公開日:2024/11/28 最終更新日:2025/01/16

海外からの留学先として、日本は人気です。安定的な収入を得るために、技術やサービス力を学ぶ目的が増加しています。そこで、外国人にとって日本語取得は重要です。日本語学校に通う外国人も多く、日本語教師の国家資格化が決まりました。日本人にとっては、将来性のある職業です。ここでは、日本語教師のこれからについて解説します。

日本語教師の国家資格化の背景と目的

近年、在留外国人は増加し続けており、日本語取得を希望するニーズは高まっています。そこで、政府は日本語教師の国家資格化を、2018年から検討しはじめました

2024年4月には施行され、国家資格『登録日本語教員』が誕生したのです。ここでは、国家資格化の背景や目的を解説します。

日本語教師の現状とこれから

2024年4月から国家資格と認定されたため、現在は民間資格の日本語教師が多い状態です。認定日本語教育機関で指導する場合、改めて登録日本語教員の取得が求められます。

しかし、認定日本語教育機関以外であれば、登録日本語教員の取得は不要です。既存の日本語教師は、将来設計や職場選びを充分に考えましょう。

また、経過措置期間があり、大学の専攻や経験値によって、資格取得試験や実習が免除されます。定められた期限内に受験するとスムーズです。国家資格化は日本語教師のスキルが均一化し、外国人の日本語レベル向上を叶えます。

在留外国人の増加と質の向上

2019年、法律にて外国人労働者の受け入れ強化が始まりました。そのため、日本語取得は外国人にとって重要なスキルです。企業側も採用する際、重視するポイントとなるでしょう。充分なコミュニケーションや職業ごとの専門用語を学ぶために、日本語学校ニーズは増えています。

そこで、日本語学校の質を上げることが国の課題です。国家資格化は地位向上に貢献し、日本語教師の増員が目的です。ていねいな日本語教育によって、外国人と日本人が共に暮らしやすい社会になります。

国家資格化の具体的なスケジュールと開始時期

国家資格として2024年4月から施工され、第1回目の日本語教員試験が11月に実施されました。全国で1万8,000人以上が受験しており、結果通知まで1か月程度必要です。ここでは、2024年のスケジュールをまとめています。2回目の実施日は未定ですが、流れを参考にしましょう。

日本語教員試験スケジュール

全体の概要は、2024年5月に発表されました。

出願はオンラインのみの扱いで、8月1日~9月6日までの1か月程度です。また、受験票は10月31日に発行し、会場を指定されます。会場は全国の都市部にあるので、移動時間や宿泊先などに配慮しましょう。

そして、試験は11月17日に実施され、合格通知は12月20日です。合格した場合、登録実践研修機関にて実践研修を行います。33.75時間以上の実践研修が必須とされており、2~3か月程度の時間が必要です。合格の場合、受験日から半年経つころに日本語教師として働けます。

機関ルート使用のケース

国家資格を取得するには、日本語教員試験「基礎試験」と「応用試験」2つの試験に合格したあと、「実践研修」を受ける必要があります。

まず、「登録日本語教員養成機関」の講座を修了した場合、「基礎試験」は免除され、「応用試験」「実践研修」を受けることになります。また「日本語教員養成機関」と「実践研修機関」の一体型で登録されている機関では、修了者は、「基礎試験」と「実践研修」が免除となります。ただし、制度が始まったばかりでこれらの登録機関はまだ少ないです。

もう一つのルートは、新制度前から実施されている講座の中で、「必須の学習内容50項目」に対応していることが確認された経過措置対応の講座(Cルート)です。このコースを修了すると「基礎試験」と「実践研修」が免除となります。

昨年の日本語教員試験の結果を見ると、試験に合格した人の割合は独学で8.7%、経過措置対応講座修了者は60%です。ですから、費用はかかりますが、「基礎試験」「実践研修」免除の講座を受講するのが近道と言えそうです。

また、これらの免除対象の講座は養成講座、大学、専門学校などに設置されていますが、民間では6か月~2年程度、大学・専門学校はそれぞれ 1~2年程度の学習期間が必要です。

既存の日本語教師のケース

現役で活躍する日本語教師には、負担を無くすための経過措置が設けられています。要件を満たす場合は、基礎試験・応用試験・実践研修の免除が可能です。有効期間は、2024年4月1日~2029年3月31日のため、必要な場合は早めに取得しましょう。

国家資格化が現場に与える影響とメリットとは

日本語教師を国家資格と認定することで、社会にさまざまな影響を与えます。ここでは、具体的なメリットを解説するので、国家資格化の意義を理解しましょう。

日本語教師の待遇・社会的地位改善

将来的には、登録日本語教員のみが指導可能となるでしょう。現在の民間資格よりもスキルや専門性が高いと見なされ、処遇改善が期待できます。また、全国的に人数が増えることで、勤務時間の改善も可能です。そして、教育現場のひとつとして、社会的地位向上にもなるでしょう。

質の高い日本語教育

現在、日本語学校は急速に増加しており、教師不足の状態です。全国的に教師が増加することで、質の高い授業を行なえます。外国人が社会で活躍できるレベルまで、ていねいな指導が可能です。

現状、生徒60名に対して教師1名が配置基準とされています。将来的には40名に対して1名とする方針があり、密な日本語教育が叶うでしょう。

外国人の生活力向上

留学や労働と、さまざまな目的で在留外国人が存在します。充分な日本語教育を受けることで、生活がしやすくなるでしょう。そして、日本の魅力を世界中にアピールできます。各国から注目されることで、日本経済の活性化に繋がるでしょう。

まとめ

日本人の職業選択として、日本語教師には将来性があります。言語や教育、コミュニケーションに興味がある方におすすめです。また、日本語教師養成講座を受けることで、資格取得までスムーズに進みます。東京で日本語教師を目指す方は、多くの養成機関から選べるでしょう。独学に比べ、着実な知識とスキルが身に付きます。効率的な学びは、より早くの就職が可能です。是非、日本語教師養成講座を受講してみましょう。社会貢献度が大きく、これから欠かせない職業になります。

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